2019年度岩手県立高校入試問題〔数学〕

3月6日に2019年度の岩手県立高校入試が行われ、

あとは14日の合格発表を待つばかりとなっています。

今回、入試問題の〔数学〕について、

数学がすごい得意ではないけれど、真面目に3年間勉強してきた生徒が

どのくらい得点できそうか振り返ってみます。

 

1)焦らず解けば解ける問題でした。ただ解の公式で-bと問題の-5を混同してしまうと

 (よくありがちなミスです)、不正解になります。予想累計16点

2)式の変形ですが、最近の問題集では取り上げていない場合もあり、

  戸惑った人がいるかもしれません。ただ困難な変形ではありませんでした。予想累計20点

3)反比例の式、y=a/xをすぐ思い出してもらえれば、a=xyですからaは簡単に出せます。予想累計24点

4)(1)作図は必ず出るのでしっかり練習していたら書けたと思います。

  (2)円の接線と円の中心を結んだ直線との交点でできる角度、円周角と中心角との関係を覚えていたら

   求められたと思います。

  (3)これは厳しかったと思います。△AECと△ADCの面積比がわかって△BCDがどう表せるかわかるか。予想累計32点

5)食品ごとの1gあたりのカロリー数を求めることに気づけば解けたと思います。

  重さとカロリーで連立方程式を立てることは難しくはなかったと思うのですが。予想累計32点

6)資料の見方は教科書の最後のほうで習ったりで、試験勉強も怠りがちですが、現実に出題されますので

  侮れないです。ただ幸いにも中央値なので言葉どおり読めば解けたかもしれません。

  もっとも小さい順に並べた結果、34と36の中間の場合どうするか思い出せたかどうか。予想累計36点

7)(1)落ち着いて考えたらヒントも出ていますし、解けたと思います。

  (2)ゴールから折り返した後に止まったマスの条件にも従う、という記述を見逃した人が多いかも。予想累計39点

8)平行線が出てきたら錯角の利用、円の中に図形があったら同一弧の等しい円周角など

  思い出してくれたら、書けたと思います。証明問題は部分点に期待して白紙で出さないこと。予想累計42点

9)(1)分速何kmか出せたら、書けたと思います。

  (2)こちらは厳しいです。距離7÷時間25/60(AからBの2本目後)と距離7÷時間40/60(BからAの2本目前)。

  後半の問題は、枝問があったら、(1)のほうはラクに求めることができる場合が多いので、

  問題を丸ごとあきらめて手つかずにするのはもったいないです。ただ解く順番で言えば最後でいいです。予想累計46点

10)(1)二乗に比例する関数の変域をわかっていれば解けたと思います。

  (2)長さが等しい、中間点のxy座標を記号で置いてみて式に代入する作業は難しかったと思います。予想累計50点

11)(1)三平方の定理で正解できます。

  (2)こちらは難しいです。立体図形からどうやって直角三角形の平面を切り取れるか、

   そして三平方の定理を使いこなせるかにかかっています。毎年この手の問題が出ます。後回しで。予想累計54点

12)(1)列車の旅行が好きな人は、楽しく解けたと思います。

  (2)ア、イどちらかは時間が余っていれば落ち着いて解けたと思います。予想累計60点

何とか60点ぐらいは取れたのではないかと思います。

 

北上市内では、黒沢尻北以外は各教科50点平均で取れていれば安心です。

ただ、黒沢尻工業は数学の点数を倍で計算しますし、学科によって1.00倍を超えていますから、

第1希望の学科に合格するには数学は50点を目指してほしいと思います。

なお、2020年度の北上翔南は定数減なので、例年ならトータル200点以上であれば

内申点や面接が極端に低くなければ大丈夫と考えられましたが、

今回はそれではちょっと安心できないと思われます(2019.8.15追記)。