昨日、今年7月1日時点の都道府県地価(基準地価)が発表されました。
岩手県内の状況は、新聞報道によれば、住宅地は平均△1.2%、商業地は△2.0%とのことです。
また矢巾町は2年連続で住宅、商業地ともにアップし、沿岸は2年連続で上昇地点がなかったとのこと。
この調査は、1月の国の地価公示と異なり、県の調査ですので、
実務は不動産鑑定士さんにお願いしているわけですが一緒に現地調査を行い、
その検討会においては、県のスタンスといいますか考え方が求められます。
市町村の地価が、上昇、横ばい、下落それによって地域住民や経済に与えるインパクトは小さくありません。
調査結果の調整手法はいろいろあるわけですが、5年前の担当職員として退職後も守秘義務があるので
詳細は書けませんけれど、まさしく県民への説明義務がある訳で根拠を明確にしておかなければなりません。
そこにこの業務の難しさとやりがいがあったように思います。
さて、北上市の住宅地は、上野町が1.0%、中野町が△0.3%、竪川目が△1.0%、他は0.0%となっています。
不動産業者として、最近感じることは、アパート用地、個人の住宅用地の問い合わせが多くなっています。
また、倉庫などの問い合わせも目に見えて増えています。
この傾向は今後も続くと考えられ、他の地点もプラスに転じていくのではないかと思っています。
ただ北上市内でも二極化という感じで、国道4号から西側、特にも横川目、竪川目方面は今後も弱い感じがしています。
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