津軽鉄道と龍泊ライン・龍飛岬

昨日は、岩手県北観光の日帰りバスツアーに参加しました。

盛岡発着でほぼ12時間の旅でした。

津軽鉄道に乗ってみて、昼食後に斜陽館を1時間ぐらいかけてじっくり見学して

そして龍飛岬に到着しました。

 

龍飛岬を訪れたのは、ほぼ40年ぶりになります。

地元の中学を出てから仙台電波高専に進学したものの、勉強についていけずに

何もかも嫌になり家出して向かった先が龍飛岬でした。

 

青函トンネルは当時まだ工事中で、自分の中では漠然と

何となく本州の北のはずれに行こうと考えていたようです。

別に死のうと思っていたわけではなく、

たぶん現実逃避ということだったように思います。

 

当時を思い出すと、

路線バスが岬に着いた頃は、もう夜になっていました。

泊るところをどうしようか考え始めた頃、同じバスに一人で乗っていた

旅行者の男性から声を掛けられ、自分もどこか探している、とのことでした。

 

近所に小学校だったか中学校があって行ってみると、

宿直の方が、体育館に泊まっていいよ、と言ってくださいました。

二人でそれぞれ自分の寝袋を取り出して寝ることにしました。

 

しばらく、いろいろ世間話をしているうちに眠りにつきました。

翌朝、龍飛岬から海を眺めているうちに、家が恋しくなってきて

帰ることにしました。

青森駅までバスで戻って、当時の青森鉄道公安官室に出向いて

お金を落としたと言って自宅に連絡してもらいました。

おそらくあの男性は、私が自殺をするんじゃないかと気になって

付き合ってくれたのじゃないかと思っています。

 

あれからもう40年以上経っています。昨日、岬に立って

自分の人生どうだったかなあ、と振り返ってみたものの

目の前には寒風に白い波がたつ津軽海峡が広がるばかりで、

天気が良いときには見えるはずの北海道の陸地も見えませんでした。

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    くま (土曜日, 19 5月 2018 14:02)

    これも夢物語でしょうか(笑)
    長年友人をやらせてもらってますが、
    初めて聞きました
    何はともあれ良かったですね�

  • #2

    佐藤 (日曜日, 20 5月 2018 09:53)

    くま様いつもコメントありがとうございます。
    太宰治の生家に立ち寄ったからというわけでもないですが(笑)
    あまり人に言ってなかったこともこの際、書いておこうかなと。
    実は家出事件は他にもあるのですが、
    そちらはシャレにならないくらい危ない状況だったので
    読んだ方がどう感じるかちょっと気になります、
    というわけでそちらは、また機会があれば・・・。