NHKでモーガン・フリーマンがナビゲーターで
「時空を超えて」という番組が放送されていました。
最終回の3月8日の放送は、
「時間を遡ることはできるのか?」というテーマでした。
タイムマシンに乗って時間旅行というのはまだ実現しそうもないですが、
細く長いワームホールならある程度安定した状態で
利用できるのではないかという科学者の説が紹介されていました。
人間が行くのは無理でも電波などで何らかのコンタクトをとるのは
もしかしたら近い将来できるようになるのかもしれません。
一方、過去に対して自分が何らかの影響を与えても
やはり未来を変えることはできないのだとの説の紹介もありました。
失ってしまって今は存在していない大切な人に、
今も生きていられるよう注意を促したい、アドバイスを送りたい、
という思いは誰しもあるように思います。
あるいは自分自身にメッセージを送って人生をやり直すとか・・・。
しかし、この説に従えば、
自分が変えようと力を作用させた過去においても
一時的に今見ていた過去とは違う過去になったとしても
結局は未来である今は変わらないのだ、と私は理解しました。
そうであるなら、
いろいろ過去の自分の対応に後悔することがあったとしても
未来である今の状態は変えようがなかったと気持ちを切り替えて
前を向いて生きていくしかないのだと思います。
それが結局は今ある命、自分の人生を大事にすることなんだと思います。
今日で東日本大震災から7年経ちました。
亡くなった方々のご冥福を心からお祈りいたします。
コメントをお書きください